今年もSHOW ME THE MONEYが終わりました。そして推してるラッパーが優勝しました。
SHOW ME THE MONEY 8
シーズンを重ねるごとに、今さらなんで出ちゃうのっていう知った顔ばかり出るようになってコンペティション味は薄れ、ここ最近はもはやどのPD勢が出るか(どんな良曲が誕生するか)を楽しみに夏フェス的な感覚で観てた。
シーズン8となる今年は大好きなネロくん(punchnello)が再び挑むってことで視聴決定。その後ジンテ先輩とミリクもPD参加が発表され、わたし的見る要素が出そろった感じ。実際ははねのときもそうだったけど、好きなラッパーには周りの目を気にせず自分がいいと思う音楽をやってほしいなって思ってて。そこにおいてショミは完全に毒。対戦相手によってはディスることしか頭にない人、ロールモデルの真似でしかない人とぶつかることもあるし、そこでテレビのプレッシャーに負けたらダメラッパーの烙印押されるし。ショミ出身ってタイトルが付いて回るのもちょっとあれだし、普段ヒップホップ聴かない人たちにまで叩かれるのも見てて苦しかった。
でも蓋を開けてみたら、今回はクルー対戦ってことで勝ち上がり感がそもそも薄れててw賛否両論あるみたいだけど、どうせ同じ物差しで測れないなら今回みたいにわちゃわちゃしてるのもほっこりしておもしろかったかな。高等ラッパー的なwテリヤキぬなとのディス戦は痛快だった!あとジンテ先輩が前半レドベルT着てたのは笑ったwwwツアーTを私服化までは分かるけどそれでテレビ出ちゃうのマジかwwレドベルちゃんがクスッとしてくれてるといいね。
今回優勝したネロくんはミンシクやひょそぴにもかわいがられている97生まれの小柄な男の子。猫好きで引きこもりがち。今はなきHIGHGRND(tablo率いるレーベルでoffonoffもいた)からデビューしました。当時デビューシングルとして発表した"LIME"が全曲秀逸すぎるから、ショミからハマった人はぜひ聴いてほしい。ショミ中披露してたライムグリーンヘアもひとりで超納得だったwネロくんと言えばライムだよほんと。
その後いつ契約したのか分からないくらいさらっとAOMG入りしていて、年始にリリースしたアルバム"ordinary"はショミのムードにも繋がるハードめの印象。リリースパーティーのグッズがかわいくて、公式オンラインショップでEMS代払ってまでTシャツ買ったw余談だけどアルバム全体プロデュースが0channel。そりゃ好きに決まってるやつ。
フィーチャリング参加もばんばんして知名度もそこそこあるし、ラップもめちゃくちゃうまいのにいつもヒョンたちの後ろで帽子を目深にかぶって自信なさそうだったネロくん。だけど優勝候補と囁かれながらの個人戦以降、気迫ハンパなかった。正直序盤の敗者復活枠は決まってただろうからいろいろ言われそうって思ったけど、その後実力で黙らせる姿が圧巻だった。今年前半は病んでそうな投稿も多かったしトラックにも反映されてたから、ショミが大きなターニングポイントになったよね。そして決勝でぺの出てくれたときの胸アツ感ㅠㅠㅠㅠ
かわいすぎだってばほんと。。ちゅっかへ。。(アップしてくれたELOくん感謝)
9月に発表された名盤たち
そんなショミが大詰めを迎える一方で、9月は怒涛の名盤ラッシュでした(ネロくん語り終わったら急に敬語w)。個々で記事にするタイミング逃しちゃったけどめちゃくちゃリピってるアルバムを数枚貼っておきます。
페노메코 (PENOMECO) - if.
2曲入りシングルでどっちもめちゃくちゃいい。アプロさんも毎度いい仕事してくれるよねほんと。
GroovyRoom & Leellamarz - ROOM SERVICE
絶対全曲再生してほしいアルバム。ぐるーびーちゃんやっとロック熱抜けたのかアーバンな雰囲気でオシャレながらもリラックスできる。
식케이 (Sik-K) & 쿠기 (Coogie) - S.O.S (Sink or Swim)
こちらもロックに傾いてたミンシク先生、どエロ界隈にカムバック!ニコイチの歌かわいいってなった後に全部放送禁止みたいなベッドの歌きてはじめ耳を疑った(ミンシク真骨頂最高)。
지코 (Zico) - THINKING Part.1
KOZ創設から満を持して発表するミニアルバム。程よくポップででも生々しくてプロデュース力がすごいなと改めて脱帽。FXCDコンで聴かせてくれたOne-man showがまさかfeat.ミンシクとは。
dress & sogumm - Not my fault
ヒップホップ界隈のみんながこぞって応援してたからこのジャケット見たことある方も多いのでは?クレジット欄が豪華すぎてフェスラインナップ。1曲目には先述したネロくんも参加。