Mrs. GREEN APPLE ゼンジン未到とヴェルトラウム～銘銘編～ライブレポ

Mrs. GREEN APPLE ゼンジン未到とヴェルトラウム～銘銘編～

7/6(土)ノエビアスタジアム神戸、7/20(土)横浜スタジアム公演に参加してきましたー！

ゼンジンはミセスがデビュー前から自主企画として当初200人キャパで行っていたライブだそう。同タイトル公演の歴史で10年目となる現場に一緒にいれてうれしかった。

-setlist-

CHEERS

VIP

ANTENNA

ロマンチシズム

ツキマシテハ

CONFLICT

青と夏

ライラック

橙

点描の唄

Blizzard

インフェルノ

私は最強

Loneliness

アポロドロス

L.P

ナハトムジーク

コロンブス

Magic

Dear

-encore1-

familie

lovin’

ダンスホール

愛情と矛先

-encore2-

我逢人

ケセラセラ

圧巻の26曲。コンセプトライブとはまた立ち位置が違ってガッツリ歌ってくれるゼンジン。いくらなんでもこんなに立て続けに歌う？てくらいノンストップだった。お水飲んでた？それくらい畳みかける。

セットの装飾は比較的そぎ落とされバンド然とした佇まい。その分衣装やメイクは煌びやかだった。中でもりょうちゃんの蛍光黄緑のスーパーロング三つ編みと言ったら！似合いすぎて度肝抜かれた。

特に初見の神戸で印象的だった曲は、
CONFLICT。大好きな曲。生で聴けると思ってなくて歓喜。でもよく考えたらそもそも「ゼンジン未到とコンフリクト」というタイトルからゼンジンは始まったんだよね。大切なルーツ曲、生で聴けてうれしい。

アポロドロス。音源で聴いたときもロック全開＆転調祭りで勢いのある曲だなと思ったけど、ライブで聴いた方がさらに何倍もすごかった。疾走感ときらめきって共存できるんだ。公式でも7/7(日)公演の映像を上げてくれてる。

youtu.be

コロンブス。コロンブス前にダニキのドラム完全にダンスホールのフェイントで、「あ、ダンスホールね♪」からの...「あええ！？コロンブスーー！！！やったーー！！！」てサプライズがすごかった。

会場も悲鳴に近い歓声で一番盛り上がってたと思う。そりゃ聴きたかったよね。歌いたかったよね。ゼンジンで披露したことで、メンバーたちにとってもこの曲にまつわる苦い思い出が夏の思い出で上書きされたらいいな。

絶対ライブ映像アップされますようにって祈ってたら、この記事書いてる最中に上がったー！！りょうちゃんとひろぱが唯一センステに来たのもこの曲。

youtu.be

ペンライトとライトバンドは青夏から点灯。橙の前にライオンキングさながらのでっかい夕日がスクリーンに映され、会場のペンラも一気にオレンジに。夕暮れ時と重なるようばっちり計算されてて、神戸の空が橙色に染まる中披露された橙は野外ならではの感動を与えてくれた。

点描が終わる頃にはほぼ陽は落ちていて、夕方から夜になるちょっと切ない時間の切り取り方がとても素敵だった。

一方横浜ではL.Pから雨パラパラ。その前からものすごい雨雲が押し寄せて、大森さん雨男だと自白するし、時々稲光もあってやばい雰囲気だったけど、土砂降りにはならずほんとに助かった！神様ありがとう。

Loneliness 何度聞いてもやっぱ好き。さすがの暑さにやられたのか、「めちゃくちゃ歌詞間違えたわ。けどいいの！健康第一だからね！」って強引な大森さんかわいかったwあんな妖艶なパフォーマンス魅せておいて健康第一ってギャップがw

Magicは恒例の撮影OK。どんなに遠くてもブレててもこれが手元にあることで夢じゃなかったって思える。宝物。

youtu.be

ついに我逢人を生で聴けたのもうれしかった！過去DVDも見まくってるし初っていう気がしなかったけど、改めて合同ではなく単独ライブに参加できたことを実感した。

最近歌番組でも思ったけど、ケセラセラのアレンジ進化がすごい。レコ大も受賞して世間的知名度が高い曲だけど、見る度に曲自身がどんどん成長してる感じする。

あと曲間に宇宙の音みたいな素敵なアレンジ入ってて、一度神戸経験してセトリ聞きまくってたにも関わらず、横浜で次何だっけ？て現象何度も起こった。

アンコール待ちの際アリーナ通路側のスタッフが急にザワザワし出したから、もしやトロッコ？！と思ったらほんとにトロッコありだった！！

キラキラ電飾トロッコに運ばれながらキーボード弾いてるりょうちゃん、完全にエレクトリカルパレードだった。周りが「え、あなたりょうちゃん狂だったの？！」てくらいめちゃくちゃ喜んだし手振りまくったww会場の全員と目合わせようとしてたよね。そう思えるほどたくさんファンのこと見ていたし素敵な笑顔だった。

トロッコにりょうちゃんとひろぱが乗ってる間、センステでシャボン玉に囲まれて歌ってる大森さん。会場がこんなに大森さん以外を見てる状況って滅多にない気がするwその分センステ付近のみんなは大森さん独占だったよね。

神戸よりアリーナ外周が狭かったからか(神戸＝サッカー場、横浜＝野球場)、なんと横浜では何か所かトロッコがステイするパートがあり、ちょうど目の前で止まってりょうちゃんのfamilie演奏間近で見れたの！めちゃくちゃ繊細で素敵だったしりょうちゃん至近距離だと思ったより大きいw

あと愛情と矛先でトロッコがメインステージに到着した途端、サイドから走りこんで即ギターソロのひろぱかっこよすぎて痺れた。やっぱステージにいるひろぱはズルい。

最後に神戸初日ダブルアンコールの大森さんのMCがとても印象的だったので記しておきます。当日記憶ほやほやなうちに規制退場待ちながらメモしたw

変な話じゃなくて、最近ミセスすごくない？作詞作曲で首位をいただいたり、レコ大をいただいたり、紅白も出させていただいたりとか。なんかもう国民的バンドみたいになってるじゃないですか。そういうことを言いたいんじゃなくて、違うんだぞって話です。

まぁこんなに頑張ってるんだから、耳も聞こえなくなったりとかね。そりゃ結果としていろいろ付いてきてるだけで。スタジアムでできたりとか、テレビまた出てるのかとかあるかもしれないけど。

決して遠い存在になったわけではなくて、僕らはむしろ近くにいるし「あなた」に届けられる機会が増えてめちゃくちゃありがたいって話なんですよ。

僕はずっと誰かの一部になりたい、ちょっとした1ページになれたらなとやってきたわけだけど、今日こうして逢えて、いつか未来で2024年の夏ゼンジン最高だったなって思い出してもらえればすごくうれしい。

バンドも生き物だからいつまで続くか分からないしい何がどうなるかわからないことだらけですけど。僕らは全身全霊でミセスに向き合っていて、藤澤、若井共に苦しく切なくもすごい充実した楽しい毎日を送れています。

それはみなさんのおかげです。ありがとうございます。

何回も言うけど、なんかミセス変わっちゃったなとか、遠くにいっちゃったなってもし思ってるとしたら、うるせーよ！愛してっぞ！

そういう思いを込めて歌いたいと思います。

ほんとに一人一人に向けて歌ってくれてるんだなって思える。ありがとう。

コンサート終わってメンバーがはけるとき、会場のあちらこちらからJAM’Sの「ありがとーーー！！」が聞こえてきたのが温かかった。ファンのみんなが大きく手を振りながらメンバーにお礼を伝えてた。いろんなコンサート行ってきたけど、拍手は起こってもこんな終わり方は他アーティストではなかった気がする。素敵。

写真で振り返ると規制退場最終組すぎるw

あと原初の感情だけど、やっぱり大森さん歌うますぎるよね！3人ともメイクもめちゃくちゃかわいかった。貴重なセルカをシェアしてくれるのはいつだってひろぱ。

ライブ本編についてはここまで。すでに長すぎるけど、あと会場とか物販についてちょこちょこ記録しておきます。そもそも夏が苦手なわたしにとってはほんとに命がけ参戦w

会場

灼熱のスタジアム、とにかく体力勝負！！ライブ中はアドレナリン出まくりで持ちこたえられるけど、前後がシンプルに地獄。神戸当日は大丈夫だったけど、翌日軽く熱中症だったと思う。ごはん屋さん入っても全然食べれなくて栄養ドリンクと漢方を飲み、帰りの新幹線では冷えピタ貼ってたw

それが若干のトラウマとなったのか、横浜では具合悪くなりませんようにと自己暗示にかかったのか、ライブ直前に急激に体調悪くなりかけてやばかったw関西も暑いけど、今年の関東はやばいよね。38度で湿度も高いって完全にサウナだもん。そこにみんなの熱気も加わって、電子レンジで回ってる気分だった。

神戸のフォトスポット。表は長蛇の列でまさかの裏側w

野外公演だけに公演は定刻スタート。横浜とか入口の混雑すごくてわたしもギリギリだったし、まだみんな入場しきれてない印象あったけど、21時以降は音出せないだろうから押せないよね。

まだ明るい時間に客席見渡すと密集した人がみんな手を突き上げ揺れてひしめいてて、まるで蜘蛛の糸のような地獄絵図だった。肌色がうごめいてる感じとみんなのジャンプでスタンドが揺れるのとで酔いそうだから、暗くなるまでスタンド絶対見ないようにしたwペンラが点灯してからは大丈夫だったけど、酔いやすい人は注意。

ノエビアスタジアムは最寄り駅から結構歩く。最寄りの御崎公園駅でミセスの曲流してくれてたのテンション上がった。他にも三宮駅には公演のポスター、関内駅にはグレーンラベルの広告。

あと神戸の交通規制をしてる警察官？警備員？の方がみんなとても感じよくて。「熱中症気を付けて！楽しんできてくださいねー！」って声かけながら見送ってくれるの。うれしすぎるよね。彼らにとっては一気に人がやってきてある意味仕事が増えるし神経も使うわけだけど、そういう声かけてくれる温かさがうれしい。東京ドームとかたまアリとかで絶対なくない？

スタンド席は神戸の方が横浜より1列ずつの傾斜が急。席の幅は横浜の方が狭く感じた。
神戸スタンド4列目と横浜スタンド11列目だと、センステまでの体感は横浜のが近かった。ちなみに私は神戸、横浜どちらもひろぱサイドスタンドの似たようなエリアでした。

ノエビアスタジアム神戸東入口 E4通路 E4列

横浜スタジアム BAY SIDE 1ゲート 5通路 K列

グッズ関連

神戸は運営の想定した販売方法では全く機能してなかった。当日飛行機で神戸入りして一度ホテルに荷物を預け、妹と合流し会場へ。

11時から当日販売のところ12時くらいから２時間並んだけど、何と例えたらいいかな。。並んでる場所はだだっ広い公園なのに、人の密集具合は都内の満員電車レベル。とにかく人、人、人。会場の周りをぐるりと並び、公園の周りをぐるりと回り、いよいよテニスコートと芝生になってからがさらに暑そうで。一旦ホテルに戻って何かしら食べる時間も必要だし(5時起き)、大本命のライブ前に倒れたくないから途中で辞退した。

結局同じ時間帯に並んだ人たちのツイ見ると４時間半かかったと見たので、私は体力と相談して諦めて正解。

それがよ、神戸を踏まえて横浜では信じられないくらい改善された。

まずオンライン予約サイトがサーバーダウンにより急遽別会社に変更になって、当日チケットを持ってる人優先(公演中一般販売＆事後受注販売あり)になったから、あんなに繋がらなかったナラバズが嘘みたいにスムーズに予約できた。

当日も30分ごとに各ブースの混雑状況が更新されるようになって、いきなりディズニーアプリ並みに可視化されたことに感動。結果並ぶとしても、入口の時点で〇分程度って言われるだけで心づもりが違うもんね。