8/25(土)渋谷で行われたメロマンスの初来日公演 "MeloMance First Concert in Tokyo"に行ってきました。まずは簡単にユニット紹介。
メロマンス プロフィール
メロ+ロマンスの造語であるメロマンス。いつもライブでは自分たちのキャッチフレーズとして「センチメンタル感性デュオ メロマンスです」と名乗っているw
2015年インディーズデビュー。2017年に発表した선물(Gift)が大ヒットして一躍人気アーティストに。二人ともソウル芸術大学の同期。
ボーカル:キム・ミンソク(左)
1991/08/26生まれ。とにかく大らか。数少ないテレビ出演では無表情なときも多いけど、ライブ動画見るとお手振り、ハート飛ばしなどペンサ多め。バスケが得意で芸能人チームにも所属。イメージ通り食べるの大好きw日本は初めてで食事が合わなければダイエットになるなと思ってたのに、めちゃくちゃ口に合って逆に太ったって言ってたwお寿司のシャリのおいしさに感動したそう。
ピアノ:チョン・ドンファン(右)
1992/01/11生まれ。メロマンス以前からサポートミュージシャンとして多くの作品やコンサートに参加。ジコも生バンドでライブやるときはいつもドンファンに頼むそう。わたしの好きなヤンダイルの曲にも編曲で参加してます。日本にも他アーティストの公演で来日経験あり。演奏中は指揮者さながら他の楽器奏者に指示を出すことが多くて動きがまぁ激しいww除隊済み!
このお二人のキャラクター(?)を踏まえてライブレポいきますね。途中にいくつか貼っているのは全て公式から上がっている過去のソウルコンの映像です♡
MeloMance First Concert in Tokyo
会場のAiiA Theater初めて入ったけど思いのほか観やすかった!全ての列が階段状に傾斜がついてるから視界もクリアだし足元も割とゆったり。普段はアニメのミュージカル?とかに使われてる会場みたいでなぜここにメロマンスぶっ込まれたのか謎すぎるけどw座って観るタイプのライブには使いやすそう。
今回のセトリ、終演後なんと会場に貼りだされてたんです!このサービスいつもあってほしいwそしたらライブ終わった瞬間記憶をたどってメモしなくて済むし。
-setlist-
말해줘요
우리 잠깐 쉬어갈래요
You
나를 사랑하는 그대에게
욕심
입맞춤
동화
-質問リクエストコーナー-
네 옆에 있을게 (花遊記 OST)
사랑하고 싶게 돼 (この人生は初めてだから OST)
아주 멀지 않은 날에 (20世紀少年少女 OST)
Everything (MISIA cover)
雪の華 (中島美嘉 cover)
좋아요
질투가 좋아
부끄럼
선물
-encore-
그 밤
바람
オープニングVCRはソウルコンと同じもので公式チャンネルに公開されてました。最新アルバム"The Fairy Tale"になぞらえて、童話の背景にメロマンスの曲のオルゴール演奏。ここに生の演奏が合流していきコンサートが始まります。
前半はしっとりバラード、トークを挟んでOSTと日本語曲カバー、最後は楽しいジャズ曲三昧と合唱で終わるっていうチャプター分けがしっかりされた構成。大好きな나를 사랑하는 그대에게とか입맞춤生で聴けて超うっとりだった♡
2曲歌ってオープニングトークあったんだけど、二人とも日本語できないのにまさかの通訳なしwwわたしはいいけどこれって伝わる?と思って見てたらリクエストコーナーから通訳登場。絶対遅刻したでしょー!むしろこの時はMCが日本語できる韓国人の方だったから天の声(通訳)いらなかったしw
リクエストでニュージーランドから日本に来ている韓国人7人組の名前を呼んでくださいってのがあったんだけど、名前1人しか書いてないからって席まで降りてくるミンソクwwwおかげで間近で拝めましたニュージー御一行様ありがとうございました。
告白するときにオススメの曲を教えてっていうリクエストに対しては、即興で弾き語りで応えてくれるミンソク。昔はピアノ弾きながら歌って口説いたらよく成功してたって正直な武勇伝も披露してました。歌うまで背高くてバスケも得意とかモテるしかないやつだよね~。でもちょっとぷくぷくでそこが最高にかわいいw逆にフラれたときに聴きたい曲は?っていう質問には、そんなどん底の気分の日は何を聴いても救われない的なこと言ってた気がするw正直(2回目ww)
日本の曲で選んだのはEverythingと雪の華。Everythingはドンファンのチョイスらしく、作曲された松本俊明さんのファンで影響をたくさん受けましたって話してくれました。そういうガチオタなエピソードめっちゃ好きw彼は音楽以外にもなかなかオタク要素高めな気質なところが好きです。雪の華は案の定パク・ヒョシンver.とごちゃごちゃになって日本語忘れたら突然韓国語で歌ってたwでも発音もきれいだしすごく練習したんだなって思えた。最後には「日本語には日本語ならではの美しさがある気がしてそこにとても惹かれるので、もっと勉強したくなりました」って言ってくれてた。こういう感想一言にしてもやっぱり知性を感じる。暗記してきた「愛してるー」よりよっぽどこうゆうのがうれしいよね。
後半はキャッチーなジャズナンバーを続けて披露。音源ではたくさん聴いてたけど、ライブのダイナミックさはやっぱり格別♡なんでこんなにワクワクするんだろうってずっと思ってて今朝ふと感じたんだけど、ディズニーシーのBIG BAND BEAT観てる感覚に近いかも!(めっちゃ一部の人にしか伝わらない例えw)ジャズバンド編成でリズムがころころ変わって踊りだしたくなるし、安心して聴いていられるうまさ。そしてクセになって何度も観たくなるやつ。ミンソクはステージ端から端までよく歩いてくれて何ならひょいひょい降りてくれて、座って歌う曲以外は基本ちょっとゆらゆら小躍り挟んでくるお茶目さ!特に盛り上がる曲はドンファンのドラムやベースに対するキュー出しが激しいのも見ものなので、興味ある方は本国のペンカムぜひチェックしてみてください。ピアニストと指揮者を兼任w
あと感想を語るドンファンに共感した話。「韓国ではこんな風に手拍子できる人まずいません!韓国では普通どんな曲でもこんな風に拍手するんですよ(と言って表拍でパチッパチッと実演)。でもみなさんは自然に誰もずれずに余裕たっぷりで裏拍で手拍子してくれてとても驚きました!日本にはジャズが浸透しているんだなーと思った」って言ってたけど、わたしも常々感じてた手拍子問題!マジそれ!でしかなかったwww韓国人でもそう思ってる人いるんだーって発見と同時に、結構韓国ぺんちゃん見に来てたけど心外じゃなかったかな?っていう一抹の不安を覚えました。
代表曲となったそんむるで本編が終わり、アンコールも終わってほんとにステージからはけるとき遠くまでお手振りしたミンソク、急に汗染みが気になったらしく匂い嗅いでたwwwやっぱちょっと変わっててかわいいw
書いてたらなんかほっこりおもしろエピが多くなっちゃったけど、コンサートはまさに童話が詰まったギフトのような素敵な夜でした☆メロマンスの曲は身近な題材なのに美しくてかわいい歌詞が多いので、今後もピックアップして訳したいと思います。