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米TIME誌【J-HOPEロングインタビュー】記事 和訳

Billboard 200で63位>翌週38位(韓国ソロアーティスト最高記録!)など、なんだか世界中でものすごいセンセーションを巻き起こしているほぴミクテ。今回はアメリカのニュース誌 “TIME” のオンライン記事を和訳してみようと思います。楽曲に対する想いとほぴの真面目な性格がよく表れたインタビューです。

 

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Source:

time.com

 

話題のK-PopグループBTSj-hopeが最新ソロミックステープで語る彼自身のストーリー 

j-hopeが自ら語る - K-popスーパースターのデビューソロミックステープ、Hope Worldへようこそ。

J-hope(24歳、本名チョン・ホソク)は世界で最も人気の7人組グループBTSのメンバーだ。しかし彼のソロプロジェクトにはBTSの看板は見当たらない。実際、彼は個人ミックステープを発表する3番目のメンバーであり、ボーイズグループとしての結束を砕くことなく、世界中のアーミーに彼独自のアーティストとしてのビジョンを披露した。

「どんなときもチームが最優先だ。なので僕はBTSのプロジェクトに集中し、ホテルの部屋や飛行機の中、わずか数分でも時間を見つけては作業をした。」2年間に渡って築き上げたHope Worldについて、彼は「世界に配る僕の名刺だ」と語る。

 

BTSではラップスキルと有名なストリートダンサー出身という背景で名が知れた若きスターは、BigHitエンターテインメントの創設者である代表のバンシヒョクによって見出された。Hope Worldでは彼は声を自在に操り、韓国語が分からずとも、ラップ/ポップ好きが楽しむことができる楽曲を作成した。ミックステープはジュール・ヴェルヌにインスパイアされた冒険を皮切りに、名声と成功に対する自身の考え、ポジティブさへの讃歌、パーティートラック、トラップやダンス、トロピカルビートまで網羅している。j-hopeは言語の違いにも関わらず、ソロ曲たちの作成秘話についてTIMEのみで独占公開してくれた - 誤訳されないことを願う。(ほんとそれですよねw間違いがあったらすみません。)

 

TIME: なぜミックステープを発表したかったのか?BTSの音楽との違いは何か?

j-hope: 自分が作った音楽でパフォーマンスをし、MVを作ることがずっと夢だった。また自分のストーリーを音楽に盛り込み、それを世界中に共有しいという思いがあった。RMとSUGAがミックステープを発表したことが僕のプロジェクトへのモチベーションになった。出会ってから現在まで、僕が彼らから受けた影響は大きい。また彼らが個人的なストーリーを独自のスタイルで音楽を通して語っていることがとてもかっこいいと思っている。僕は音楽より先にダンスを始めたけど、僕自身のストーリーを音楽で伝えることができたらと考えた。

今回のミックステープにはトラップ、EDM、カリビアンビート、フューチャーファンクソウルなど様々な要素が取り入れられているが、特に多様なラップスタイルが目を引く。最も影響を受けた音楽やアーティストは?

僕は曲作りの際、「こんなジャンルでこんなラップにしよう」と最初に決めておかないタイプだ。僕を惹きつけるビートを選び、心の向くままに作業をした。僕は即興的に作業するタイプなので感じるままに詞や音楽を作る。今回のミックステープではKYLE や Aminéといったアーティストからインスピレーションを受けた。Joey Bada$$からも大きな影響を受けたと言える。彼らは僕がとても尊敬し、将来一緒に作業したいと思っているアーティストだ。

1曲目のHope World”は水しぶきの音から始まり歌詞でも海の底について触れている。これにはどのような意味があるのか?

子供の頃、小説『海底二万哩』(ジュール・ヴェルヌ作)に夢中になったのを覚えている。僕はインスピレーションを得るために過去へ遡り、その一部を”Hope World”を書くモチベーションとして持ち帰ってきたようだ。小説の中でネモ船長が潜水艦で世界中の海を案内してくれたように、僕自身をまだ知らない人たちに紹介する内容だ。少し幼稚な表現かもしれないが、アロナックス教授になったつもりでこの曲を聴きながら僕の世界での旅を楽しんでほしい(笑)

曲名にもある“Piece of Peace”になるとはどのような意味か?

僕は名前のとおり、この世の誰かの希望になることができたらとても意味深いと思った - たとえ壮大な平和ではなく小さなひと欠片であっても。まず最初に「僕の音楽を通じて誰かの心の平和になれたら、どんなにすばらしいだろう」という考えから始まった。そしてビートを作る間に、心配やプレッシャーを抱えて生きる同世代へ届けたいメッセージについて考えるようになった。重い題材だとは思ったが、平和について話したかった。そして今後もこのトピックについて話していきたいという意味を込めて“pt. 1”をタイトルに追加した。

 “Airplane”にはBTSメンバーたちの声が入っている。他にもメンバーが協力してくれた部分はあるか?

本当に感動した。これまで僕と一緒に旅を続けてきたBTSのメンバー全員が “Airplane”のボーカルに参加してくれたことで、この曲をより一層心温まるものにしてくれた。初めはメンバーであり親友のRMにフックを歌ってくれないかとお願いした。快く引き受けてくれて一生懸命レコーディングしてくれたが、何度も相談した結果、僕の声だけでフックを仕上げ曲を締めくくった方が、より深く感情的なインパクトがあるようだという結論に至った。そうして残念ながらリーダーの声は作業室の裏側に潜むことになった。この場を借りてもう一度RMとメンバーたちに感謝を伝えたい。僕の携帯には彼らの歌声とRMのラップが残っているので、SNSを通じてみなさんに公開できる日が待ち遠しい!

一方“Airplane”の最後には気にしない、僕は幸せだ/成功した。とアンチを一蹴する歌詞がある。アーティストとして成功したと感じているか?

 “成功”の定義は人によって違うと思う。僕は機内で“ファーストクラスに座り”という歌詞を書いているとき、僕が昔夢見てきた輝かしい生活を今送っていて、それに慣れてきてしまっていることに気づいた。でも昔も今も僕は同じ人間であり、変わらないj-hopeだ。人生に対する僕の考え方はそれほど変化していない。しかし僕の世界は信じられないほど変化した。世界中のファンと共に過ごした後、韓国の土地に降り立った瞬間に「僕は成功したようだ…」と感じた。僕にとっては世界中から受けている愛と喜びこそが成功を表している。

激しいラップ曲“Base Line”ではスクラッチの上に乗せた多様な声が印象的だ。この曲はにはどのような意味があるのか?また、自分自身の“base line”は何か?

正直、この曲にはそれほど期待していなかった。曲を繋ぐ間奏曲程度に考えながら、気楽に書いた曲だ。しかしマスターされた曲を聴いて打ちのめされた。みんなはどう感じたか分からないけど(笑)僕の人生の始まりと“baseline”について話したくなった。世間の人々は僕がどのようにして音楽に夢中になったか知らないからだ。最近、僕の人生におけるbaselineは仕事と人生に対する深い感謝だ。歌詞にもその内容を見ることができる。今の僕はすべて深い感謝の気持ちから成り立っている。

 “Daydream”は特に個人的な内容の曲のようだ - また一方で楽しいビートで踊りたくなるような楽曲である。この曲に込められたストーリーは?

世間の人々は僕を知っているし、僕は大衆の目にさらされて生きている。公人として生きる僕の裏側にいる、チョン・ホソクという平凡な男の姿を見せたかった。人間だれでも欲求や願いがあるが、僕はこの職業を選んだためにそれらを抑えなければならない。白昼夢とは目覚めている状態で手が届かないことを空想するということだ。しかしたとえその夢が叶わなかったとしても、頭の中で並べるだけでも僕にとって安らぎとなる。このような題材は下手すると重くなりすぎるので、弾むような楽しい雰囲気に仕上げた。

RM, SUGAに続いてミックステープを発表した3番目のメンバーだ。次は誰の番だろうか?

まず、このミックステープを作成する機会に恵まれたことが光栄だ。僕たちメンバーはみんな制作に興味があり、音楽にとても大きな情熱を持っている。なので誰がミックステープを発表しても不思議ではない。現在はBTSの新しいアルバムに集中しているが、僕たちはいつでも新しいものを作り出すことに挑戦していているので、これからも多くの愛をお願いしたい。そしてこのエキサイティングな旅路を共に歩み続けてくれたらうれしい。